暑さをしのぐには…
エデストロムが唯一の解決策

乳牛のヒートストレスが摂氏43度を超えては絶対にいけません。文献では、僅か22℃の気温でも乳牛はヒートストレスを感じ、 採食量の低下や体重の減少が発生すると言われています。 これは乳量や乳成分の低下、繁殖成績の悪化につながります。

さらに乳牛がヒートストレスを感じると牛体内での発酵による熱産生量の高い粗飼料の採食量が低下し、反面、熱産生量の少ない濃厚飼料を選択的に採食する傾向が強くなります。
そのため、 ルーメン内での発酵も変化しアシドーシスの危険性が高まります。 特に高泌乳牛はその影響を受けやすく、 ヒートストレスは結果として酪農経営の痛手となります。

ヒートストレス度合いは温度、相対湿度、 換気の良し悪し、 日差しの量などの畜舎環境によって左右されます。 暑熱対策としてできることは、遮光ネットを設ける、 換気扇の数を増やす 豊富な水を溜めることができる大きな水槽を用意するなどの方法が効果的ですが、 これらだけでは十分とはいえません。

Cool Sense モーション冷却

クールセンス Cool Sense™ モーション冷却システムは気温上
昇に伴う乳⽜のヒートストレスを軽減させるのに効果的なシ
ステムです。実際の冷却には⼤粒の⽔滴を散⽔するシャワーノ
ズルを使⽤し、シャワーを浴びた乳⽜の⾷欲を増進させ、⽔の
飲⽔量が増え、結果として乳量増加の効果を⽣みます。

C-440Sコントローラ
による自動制御

散⽔の動作時間と停⽌時間は 15秒から1 分の範囲で設定するのが通常です。そして散水アクション温度の設定は、4℃から32℃の範囲からローレベルとハイレベルをそれぞれ設定します。 これらの設定はゾーン毎に⾏うことができます。また複数のゾーンの同時動作も設定することができます。