グラフィカルユーザーインターフェイスの操作パネル
操作パネルは日本語で表示され、ほとんどの操作はアイコンボタンとダイヤルの操作で、システムの不具合については、図中で場所が示されます。製造時は全て自動運転なので操作は不要ですが、飼料の種類による製造プロセスの調整や、メンテナンス用のメニューを利用する際に使用します。
オイルとグリースは自動的に給油されます
セントラルグリースシステムは、数多くある軸受けにグリースを断続的に給油します。高速で回転する軸のベアリングやチェーンには、オイルを混合したなめらかなグリースを給油します。
ユニークな特許取得の
内帯スイベルアーム帯
上部にあるプラットフォームには、装着中の内帯と、ストックのフィルム2本で合計3本のフィルムまたはネットを用意しておくことができます。内帯のセットはとても簡単で、スムーズに製造を再開させることができます。
頑丈な構造
65A電源プラグでベーラーのモーターと油圧ポンプを駆動
「オンデマンド式」の電気油圧パワーフローと、ベールチャンバー内で直接駆動する電気モーターにより、エネルギー効率が約30%向上しました。63Aプラグ×2でネットワークに接続するモーターを搭載しており、設置や設定が容易です。
大容量バンカーで
生産性を向上
約8m³の広いバンカーを装備し、大量の材料処理を可能にして生産性を向上させます。
ウイングカバーオペレータの安全を確保します
設備の電気機器(インバーターや電気ヒューズ保護など)、駆動のチェーン機構は、ウイングカバー内に設置されています。
ラッピングのプロセス
- 材料の投入:材料となる飼料はフィードバンカーに投入されます。安定したスクレーパーチェーンが材料を押し進め、ベールチェンバーまで搬送します。
- 圧縮工程:ベールチェンバーでは、安定したローラーが材料を集め、内側から外側に向けてラウンドベールを形成します。この「ローリング・プレス法」によって、発酵の原因となる酸素が圧縮過程でベールから排出されます。
- 目標圧に達し内帯結束プロセスの開始:ベールが一定の密度に達すると、材料供給が停止し、自動的に内帯の結束プロセスが始まります。この工程では、伸縮フィルムでベールがラッピングされ、高い圧縮状態を維持します。
- ベールチェンバーの開放:ベールチェンバーが開いてベールがラッピングテーブルに投げ出されます。その後、ベールチェンバーは再び閉じ、次のベールの形成が開始されます。
- ベールのラッピング:ダブルアラーム付きのベールラッパーがラウンドベールの周囲を回り、複数層(調整可能)のフィルムを巻き付けます。このプロセスでベールは密閉されます。
- 完成したベールの排出:ラッピングが完了すると、ベールは機械から転がり出されます。完成したベールはホイールローダーなどを使用して回収することができます。
主な仕様 | |
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電気容量 | 45kW |
外形寸法 | 13622mm x 4110mm X 2550mm |
圧縮率 | 3:1 ~ 5:1 |
ベール直径 | φ1.0m またはφ1.2m |
ベール長さ* | 1.2m |
適応材料 | TMR・サイレージ・廃木材チップ・バイオマス原料・一般廃棄物 |
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