本システムは、お手持ちのスマートフォンやパソコンのブラウザから、専用のWEB操作画面にアクセスして状態確認や設定変更を行うことができます。

画面は主に「🏠 操作」「📊 履歴」「⚙️ 設定」の3つのタブ(ページ)に分かれています。画面上部のメニューをタップして切り替えてご使用ください。

1. 「🏠 操作」タブ (ホーム画面)

現在の環境データや、システムの稼働状況をリアルタイムで確認・操作するメイン画面です。

モニターパネル(上部)

  • 気温 (℃): センサーが現在計測している気温です。
  • 湿度 (%): センサーが現在計測している湿度です。
  • THI: 現在の気温と湿度から自動計算された「THI(温湿度指数)」です。家畜の熱ストレス指標として活用できます。

現在の状態

  • 現在の状態(端末ID):()内の値はデフォルトでは固有の端末IDが表示されます。設定メニューで名称を変更することで、()内の表示名を変更することができます。(例えば、現在の状態(牛舎西側))
  • 稼働中 / 停止中: ファンの現在の運転状態を示します。(緑色で「🌀 稼働中」、赤色で「🛑 停止中」と表示されます)
  • 制御モード: 現在の自動制御が「温度ベース(c)」か「THIベース(t)」かを示します。(変更は「設定」タブで行います)
  • 現在のパワー (%): 現在ファンに出力されているパワー(PWM出力)を0〜100%のバーグラフで視覚的に表示します。

手動制御モード

一時的に自動制御を解除し、手動でファンの出力を決定したい場合に使用します。

  1. 「手動制御モード」のスイッチをON(緑色)にします。
  2. スライダーが現れるので、左右に動かして希望の出力(0〜100%)に合わせます。
  3. すぐに指定したパワーでファンが回り始めます。 ※注意: 手動モードの戻し忘れにご注意ください。手動での作業が終わったら、必ずスイッチをOFFに戻して自動制御を再開してください。

ファン回転数 (RPM)

接続されている各ファン(最大5台)の現在の実際の回転数を表示します。数値は数秒ごとに自動更新されます。

2. 「📊 履歴」タブ

過去24時間(または過去24回分)の環境データの推移を確認できる画面です。

  • 時刻: データを記録した時間です。
  • 気温 / 湿度 / THI: その時間に記録された環境データです。
  • カラー表示: 家畜の熱ストレスが高い状態(THIが高い状態)になると、表の背景色が自動的に黄色や赤色に変わり、危険度を視覚的に警告します。
    • 背景 黄色: THI 72以上(警戒)
    • 背景 赤色: THI 80以上(危険)

3. 「⚙️ 設定」タブ

システムの自動制御のルールや、ネットワークのIPアドレスを変更する画面です。 設定を変更した後は、必ず一番下の 「設定を保存」 ボタンを押してください。

基本情報

  • 端末ID: 本機に割り当てられた固有のハードウェア番号です。(変更不可)
  • 名称:デフォルトでは端末IDが割り当てられます。ここで変更した値は、操作タブの現在の状態()内の値として反映されます。複数のデバイスをご使用の場合、WEB画面をわかりやすく区別することができます。

温調設定

  • 制御ベース: ファンの自動制御の基準を「温度制御」にするか「THI制御」にするかを選択します。
  • 停止温度 (A): この数値を下回ると、ファンが完全に停止します。
  • 最低温度 / THI (L): アイドル運転(最低出力での運転)から、温度やTHIが上がり始める基準点です。
  • 最高温度 / THI (H): この数値に達すると、ファンが「最高PWM出力」でフル稼働します。
  • 最低PWM出力 (b%): アイドル運転時のファンの出力パワーを下限設定します。
  • 最高PWM出力 (t%): フル稼働時のファンの出力パワーを上限設定します。(通常は100に設定します)

ネットワーク設定

  • 固定IPアドレス: 毎回同じIPアドレスでWEB画面を開けるように固定する機能です。
    • 192.168.0.15 のように、4つの枠に数字を入力して保存すると、次回以降そのアドレスに固定されます。
    • ※固定を解除したい場合: すべての枠に「0」を入力して保存すると、ルーターからの自動割り当て(DHCP)に戻ります。

システム更新 (OTA)

ファームウェア(内部プログラム)のアップデートを行うための専用機能です。通常は操作する必要はありません。